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・奥播磨の続き
奥播磨から京都を目指し快走するシビック。何事も無く亀岡まで来たその時、かすかな異音が・・・・。気のせいかな と思っているうちに そのかすかな異音がはっきり聞こえる異音になり、さらになにかの拍子に恥ずかしいくらいの激しい音になったりして、これはいかん と緊急停止。9号線沿いの天空の城(亀岡の人に聞いてください。)の駐車場に車を止めてエンジンチェック。 
しかし素人には解かるはずも無く、しばらく様子を見ていただけ。

そのうちなんとなく静かになったようなので、運転再開。 これが失敗でした。2kmも走らず再び異音、プラス振動。しかもその辺りはちょうど路肩が無い。 無い。 無いい。

ゆるやかな登りを惰性で走るシビック。アクセルを踏んでも反応無し。  
あーもう止まるー。
とそこに天の助けか、車一台分のスペースが目の前に。もうぎりぎりもぎりぎり、ブレーキを使わずに止まったのは生まれて初めてかも?

あー良かったー。 もう少しで通勤ラッシュの最中、片側1車線の道をふさいでしまう 大ひんしゅく者になるところでした。 とりあえず ほっと一息。

ほっとしてふと周りを見渡すと、何にも無い場所でした。民家も無く、店も無く、ましてや公衆電話などあるはずも無く(我が家は二人とも携帯は無し)そうしている内に寒いということに気付きました。
この時はまだ2月の終わり。
じわじわと車内が冷えていくのが・・・・。
エンジンが止まるという事は暖房も止まるという事ですね。

「これはいかん」
という事でとりあえず いつもお世話になっているクルマやさんに連絡しようと、明かりを目指して歩き出したのでした。
そして間も無くその明かりはラブホテルの看板と判明。 でもそんな事も言っていられず事情を話し、電話を貸していただきました。

たまたま洛西にいたクルマやさんがすぐに来てくれて、「ディストリビューターが壊れてますねー。」とのこと。自走は無理のようです。牽引のロープは持ち合わせていないらしく、どうしたものか考えることしばし。
レッカー車での移動が理想だけども、JAFには入っていないし・・・・。

とそこで思い出しました。
車の保険にレッカー移動のサービスというものがあったのを。 すぐにクルマやさんの携帯で電話。 快い返答を得てその後はサクサクと事が運び、その日のうちにはゆっくりと紅茶タイムがとれました。

いやーまいりました。
とりあえず良かった良かった。 
お疲れ様